【用語解説】Cloudflareとは?仕組み・できること・ISMAP登録状況までわかりやすく解説
更新日:2026-02-19 公開日:2026-02-19 by Bitmoss
Cloudflareとは?
Cloudflare(クラウドフレア)とは、Webサイトやアプリケーションを高速かつ安全に配信するためのクラウド型ネットワークサービスです。
主な役割は次の3つです。
- CDN(コンテンツ配信の高速化)
- WAF(Webアプリケーションファイアウォール)
- DDoS対策などのセキュリティ機能
世界中に分散したエッジネットワークを活用し、アクセスを最適な経路へ振り分けることで、表示速度の向上と攻撃対策を同時に実現します。
Cloudflareは何ができるのか?
Cloudflareの主な機能は次の通りです。
① CDN(高速配信)
世界各地のサーバーからコンテンツを配信し、表示速度を改善します。
② WAF(Web改ざん・ボット対策)
不正アクセスや攻撃パターンを検知し、自動的に遮断します。
③ DDoS対策
大規模アクセス攻撃からサイトを守ります。
④ DNS管理
高速なDNSサービスを提供します。
なぜCloudflareが選ばれるのか?
Cloudflareが選ばれる理由は主に3つあります。
1. 導入が比較的容易
DNSを切り替えるだけで利用開始できるケースが多い。
2. セキュリティ機能が包括的
CDNとWAFが一体型で提供される。
3. コストと性能のバランス
エンタープライズ向けだけでなく、中小規模サイトでも導入しやすい。
CloudflareとCloudFrontの違い
よく比較されるのがAmazon CloudFrontです。
| 項目 | Cloudflare | Amazon CoudFront |
|---|---|---|
| 提供形態 | 独立系CDN | AWSサービス |
| WAF統合 | 標準機能として提供 | 別途AWS WAFが必要 |
| エコシステム | マルチクラウド | AWS中心 |
クラウド構成や既存環境によって適切な選択肢は異なります。
CloudflareはISMAP登録されている?
公共案件や自治体システムでは、ISMAP登録の有無が重要になります。
Cloudflareは、特定のサービス・範囲においてISMAP登録されています。
ただし重要なのは、
- 登録されている言明対象範囲
- 利用予定機能が対象内かどうか
- データ保存リージョン
を確認することです。
公共案件では、単に登録有無を見るのではなく、言明対象範囲と実際の利用構成が一致しているかを確認することが重要です。
ISMAP制度の全体像については、こちらの記事で詳しく解説しています。
Cloudflareは安全か?
Cloudflareはグローバル規模でセキュリティ機能を提供していますが、「安全かどうか」は環境と設計次第です。
- オリジンサーバーの設定
- WAFルールの調整
- アクセス制御設計
これらが適切に構成されて初めて効果を発揮します。
よくある質問(FAQ)
Q1. Cloudflareとは何ですか?
Cloudflareとは、CDN・WAF・DDoS対策を統合的に提供するクラウド型ネットワークサービスです。
Q2. Cloudflareは無料で使えますか?
無料プランもありますが、機能制限があります。
Q3. CloudflareとAWS CloudFrontの違いは?
Cloudflareは独立系CDN、CloudFrontはAWSのCDNサービスです。
Q4. CloudflareはISMAP対応していますか?
Cloudflareは、特定のサービス範囲においてISMAPクラウドサービスリストに登録されています。利用範囲の確認が必要です。
Q5. CloudflareはWAFとして使えますか?
はい。WAF機能が提供されていますが、設定設計が重要です。
まとめ
Cloudflareは、CDN・WAF・DDoS対策を統合的に提供するネットワークサービスです。ただし、公共案件や自治体向け環境では、ISMAP登録範囲やガバナンス要件の確認が不可欠です。
単なる高速化ツールではなく、
クラウド全体のセキュリティ設計の一部として位置付けることが重要です。