ISMAPクラウドサービス一覧|登録ベンダーと確認方法を解説
更新日:2026-03-11 公開日:2026-03-11 by Bitmoss
ISMAPクラウドサービスとは、日本政府のセキュリティ評価制度「ISMAP(Information system Security Management and Assessment Program)」に登録されたクラウドサービスのことです。
ISMAPは政府情報システムのためのクラウドサービスのセキュリティを評価する制度で、登録されたサービスは政府や自治体の情報システムで利用可能なクラウドとして公開されます。
そのため、公共案件や自治体案件に関わるシステムでは、どのクラウドサービスがISMAP登録されているのかを確認することが重要になります。
本記事では、ISMAPクラウドサービスの概要と、代表的な登録クラウドサービス、確認方法を解説します。制度の基本についてはISMAPとは?の解説記事も参考にしてください。
ISMAPクラウドサービスとは
ISMAPクラウドサービスとは、政府情報システムで利用可能と評価されたクラウドサービスです。
ISMAP(Information system Security Management and Assessment Program)は、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度です。
クラウドサービス事業者は、ISMAPのセキュリティ基準に基づき第三者監査を受け、その結果をもとにISMAP運営委員会が審査を行います。
審査に合格したクラウドサービスのみがISMAPクラウドサービスリストに登録され、政府や自治体の情報システムで利用できるクラウドとして公開されます。
主なISMAPクラウドサービス一覧
ISMAPクラウドサービスリストには複数のクラウドサービスが登録されています。代表的なクラウドサービスの例は次の通りです。
- AWS(Amazon Web Services)
- Microsoft Azure
- Google Cloud
- さくらのクラウド
これらのクラウドサービスは、政府・自治体の情報システムでも利用されることを想定し、ISMAPのセキュリティ基準に基づいて評価されています。
ISMAPクラウドサービスリストの確認方法
ISMAP登録クラウドは、ISMAPポータルサイトのクラウドサービスリストで確認できます。
リストでは次のような情報を確認できます。
- クラウドサービス名称
- クラウド事業者
- 言明対象範囲
- 登録日・有効期限
ISMAP登録はクラウドサービス全体ではなく言明対象範囲に対して評価されるため、利用予定の機能が対象範囲に含まれているかを確認することが重要です。
言明対象範囲の詳細についてはISMAPの言明対象範囲の記事で詳しく解説しています。
ISMAPクラウドを選ぶ際のポイント
ISMAP登録クラウドを選ぶ際には、次のポイントを確認することが重要です。
- 言明対象範囲に必要な機能が含まれているか
- データ保存リージョン
- セキュリティ管理策の実施状況
特に公共案件や自治体システムでは、ISMAP登録の有無だけでなく、対象範囲やクラウド構成まで含めて確認する必要があります。
また、システムの影響度が比較的低い場合には、通常のISMAPではなくISMAP-LIUが選択肢になることもあります。制度の違いについてはISMAPとISMAP-LIUの比較記事を参考にしてください。
民間企業でもISMAPクラウドを意識すべき理由
ISMAPは政府情報システム向けの制度ですが、民間企業にとっても重要な意味を持つ場合があります。
例えば次のようなケースです。
- 自治体案件に関わるシステム
- 公共データを扱うサービス
- 将来的に政府案件へ参入する可能性がある場合
こうしたケースでは、ISMAP登録クラウドを前提としたシステム構成を求められることがあります。
まとめ
ISMAPクラウドサービスとは、日本政府のセキュリティ評価制度に基づき登録されたクラウドサービスです。
政府情報システムではISMAP登録クラウドの利用が原則となっており、公共案件や自治体案件ではクラウド選定の重要な判断基準になります。
クラウド選定では、登録の有無だけでなく、言明対象範囲やデータ保存場所なども含めて確認することが重要です。
よくある質問(FAQ)
ISMAPクラウドサービスとは何ですか?
ISMAPクラウドサービスとは、日本政府のセキュリティ評価制度「ISMAP」に登録されたクラウドサービスを指します。
ISMAP登録クラウドにはどのようなサービスがありますか?
代表的なISMAP登録クラウドには、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、さくらのクラウドなどがあります。
ISMAPクラウドサービスリストはどこで確認できますか?
ISMAPポータルサイトで公開されているクラウドサービスリストで確認できます。
民間企業でもISMAPクラウドを使う必要がありますか?
必須ではありませんが、自治体案件や公共データを扱うシステムではISMAP基準を前提としたクラウド構成が求められる場合があります。
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