
AWS社は自社サービスであるAWS(Amazon Web Services)クラウドの専門スキルを評価するため、業界認定の資格制度を設けております。
この記事では「これから取得される方」や「既に取得済みで上位資格の取得を検討される方」を対象に、どのような種類の認定資格があるか紹介いたします。
○ AWS 認定
https://aws.amazon.com/jp/certification/ 
(画像引用元: ピアソン VUEによるAmazon Web Services(AWS)認定試験)
https://www.pearsonvue.com/jp/ja/aws.html
認定資格の種類
AWSに対する習熟度の証明に役立つこの認定資格は、記事更新 2025/06/23 時点で大きく二系統に分類され、全12種類の提供があります。
a. 職種別の3段階レベル
| 職種 | Foundational | Associate | Professional |
|---|---|---|---|
| アーキテクツ | a-1. Cloud Practitioner | a-2. Solutions Architect | a-5. Solutions Architect |
| 運用 | a-1. Cloud Practitioner | a-3. SysOps Administrator | a-6. DevOps Engineer |
| デベロッパー | a-1. Cloud Practitioner | a-4. Developer | a-7. DevOps Engineer |
b. 分野に特化した専門知識
| 分野 | Specialty |
|---|---|
| ネットワークアーキテクチャ | b-1. Advanced Network |
| データ分析 | b-2. Data Analytics |
| データベース | b-3. Database |
| 機械学習 | b-4. Machine Learning |
| セキュリティ | b-5. Security |
前者3つのレベルは、レベル毎にAWSサービスおよびシステムの網羅度や、必要な技術・知識の深さに応じて異なります。
- 初級: Foundational(基礎)
- 中級: Associate(アソシエイト)
- 上級: Professional(プロフェッショナル)
なお一般的な取得プランは、まずCloud Practitionerからとされていますが、取得後に目指す次の認証取得は、現在の職種や目指すべき職種に応じ異なってきます。
英語の記事になりますが、AWSの掲げる取得プランをご紹介いたします。
○ Start your AWS Certification Journey
https://d1.awsstatic.com/training-and-certification/docs/AWS_certification_paths.pdf (英語)
また最上位レベルであるProfessionalのAWS認定を取得するにあたり、2年間の包括的な経験が目安として推奨されております。
AWSクラウドを使用したソリューションの設計・運用、トラブルシューティングする方法に関する深い理解・知識が求められます。
なお以下の認証資格は、フューチャースピリッツ社員の取得体験記を公開しています。
1. Cloud Practitioner
2. Solutions Architect
対象が個人でなく、企業の資格ともいえるティア
フューチャースピリッツのようなAWSサービスパートナーは、企業ランク(ティア)に応じてFoundational / Associate / Professional / Specialty を保有する一定社員数を満たす必要があります。
現在のフューチャースピリッツは「アドバンスド」ティアとなりますが、更なる上位ティア「プレミア」を目指しています。

○【用語解説】APNとは?AWSパートナー制度の仕組みと認定プログラムをわかりやすく解説
https://media.future.ad.jp/term-apn
○ フューチャースピリッツ、「AWS パートナーネットワーク」においてAWS アドバンスドティア サービスパートナーに昇格
https://www.future.ad.jp/news/20230314/
またフューチャースピリッツはアドバンスドティアの他に、以下AWSの認定資格も取得しています。
- AWS ソリューションプロバイダー(Solution Provider)
https://www.future.ad.jp/news/20221129/ - AWS 公共部門ソリューションプロバイダー(PS-SPP)
https://www.future.ad.jp/news/20231013/
最後に
国家資格と異なりAWS認定資格は猶予期限が無限でなく、3年毎など取得更新を必要とします。
保持側として更新は大変ですが、日々アップデートされるAWSに関する知識の更新に取得更新は必要不可欠であるように思えます。
ご自身のキャリアアップのため、本記事が認証資格の取得を目指す方に活用いただければと思います。