【2026年版】CentOS 7はサポート終了済み|継続利用のリスクと移行先を解説

更新日:2026-03-05 公開日:2023-12-19 by Bitmoss

目次

【2026年版】CentOS 7はサポート終了済み|継続利用のリスクと移行先を解説CentOS 7は、2024年6月30日をもって公式サポートが終了(EOL:End of Life)しました。

EOLとは、開発元がセキュリティ更新・バグ修正・技術サポートの提供を終了することを指します。
2026年現在、CentOS 7には新たな脆弱性への修正パッチは提供されていません。

そのため、業務システムやWebサーバーで継続利用している場合は、重大なリスクを抱えている状態といえます。

CentOS 7を使い続けるリスク

1. セキュリティパッチが提供されない

新たな脆弱性が発見されても修正されません。
攻撃対象になりやすく、改ざんや情報漏えいのリスクが高まります。

2. 監査・コンプライアンス上の問題

EOL後OSの使用は、セキュリティポリシー違反や監査指摘につながる可能性があります。

3. ソフトウェア依存関係の崩壊

ミドルウェアやアプリケーションの最新版が動作しなくなるケースが増えます。
結果としてシステム全体の保守性が低下します。

4. サポートを受けられない

障害発生時にベンダーサポートが受けられない、または制限される場合があります。

EOL後のOSは動作していても、安全性が担保されているとは限りません。サポート終了OSは既知脆弱性が修正されないため、攻撃対象になりやすい傾向があります。
企業IT基盤の安全性を維持するためには、サポート中のOSを利用することが最低条件です。

まだCentOS 7を利用している場合の対応方針

すでにEOLは過ぎています。
未移行の場合は、早急に移行計画を策定・実行することが必要です。

まず実施すべき5つのステップ

  1. 利用中サーバーの棚卸し
  2. インストール済みパッケージと依存関係の確認
  3. 移行先OSの選定
  4. 検証環境でのテスト(PoC)
  5. 本番移行スケジュール策定

CentOS 7からの主な移行先

移行先 特徴 向いているケース
Rocky Linux RHEL互換・無償 CentOS環境を維持したい場合
AlmaLinux RHEL互換・無償 安定性・コミュニティ重視
RHEL(有償) 公式サポートあり SLAや監査要件が厳しい環境
CloudLinux 延命オプションあり 一時的な移行猶予が必要な場合

※延命サービスは恒久対策ではありません。あくまで移行準備期間を確保するための暫定措置です。

よくある質問(FAQ)

Q. CentOS 7は今も動きますか?

動作はしますが、セキュリティ更新は提供されません。
本番環境での継続利用は推奨されません。

Q. 延命サービスを使えば安全ですか?

一部の脆弱性対応は可能ですが、恒久対策ではありません。
将来的な移行は不可避です。

Q. Rocky LinuxとAlmaLinuxの違いは?

いずれもRHEL互換OSですが、運営母体やサポート体制が異なります。
用途やサポート要件に応じて選定が必要です。

Q. 移行にはどれくらい時間がかかりますか?

システム構成によりますが、検証を含め数週間〜数か月かかるケースが一般的です。

Q. CentOS 7をインターネット非公開環境で使うのは安全ですか?

外部公開していなくても、内部ネットワーク経由の侵入リスクは残ります。
可能な限り移行を推奨します。

フューチャースピリッツで提供可能な新サーバーは?

弊社で取り扱っている次世代OSは、最長で2032年までサポートが提供されています。そのため次世代OSの場合、サポートが終了するまでの間、弊社から適切な保守運用を受けることができます。

CentOS 7 と AlmaLinux 8/9 のサポート終了時期を比較した棒グラフ
各OSのサポート期間

弊社ではCentOS 7の後継として、Linux系OSを2種類ご提供しております。

AlmaLinux 8 AlmaLinux 9
  • コントロールパネル「Plesk Obsidian」
  • カーネルバージョン「Linux 4.18.0」
  • ウェブサーバーのバージョン「Apache 2.4」
  • メールサーバーのバージョン「Postfix 3.5」
  • メーリングリストのバージョン「mailman 2.1」
  • FTPサーバーのバージョン「proftpd 1.3」
  • Perlのバージョン「5.26.3」
  • PHPのバージョン「7.4」
  • MariaDBのバージョン「10.3」
  • PostgreSQLのバージョン「10.17」
  • コントロールパネル「Plesk Obsidian」
  • カーネルバージョン「Linux 5.14.0」
  • ウェブサーバーのバージョン「Apache 2.4」
  • メールサーバーのバージョン「Postfix 3.5」
  • メーリングリスト: なし
  • FTPサーバーのバージョン「proftpd 1.3」
  • Perlのバージョン「5.32.1」
  • PHPのバージョン「8.0(標準)」「8.1」
  • MariaDBのバージョン「10.5」
  • PostgreSQLのバージョン「13.11」

上記2種類のOSをご提供可能ですが、OSによって提供可能なPHPバージョンが異なります。

  AlmaLinux 8 AlmaLinux 9
OSサポート期間 2029年3月 2032年5月
PHPサポート期間 PHP7.4 2029/05サポート終了 PHP8.0 2032/05サポート終了

※記載のPHPサポート期間は弊社提供環境でのサポート期間を示します。サポート終了時期は変更される場合がございます。
※PHPについて最新版をご希望の場合は別途ご相談ください。

まとめ

CentOS 7のサポートはすでに終了しています。

現在も利用している場合は、
セキュリティリスクを抱えた状態にあるといえます。

延命ではなく、計画的なOS移行と基盤の再設計が重要です。
この機会に、より安全で長期的に運用可能な環境への移行を検討しましょう。

※本記事は2026年3月時点の情報をもとに作成しています。

サーバーリプレースの方法について気になる方はお気軽に相談ください

OSの変更を伴うサーバーリプレースに関しては、プログラムの変更が必要な場合もあります。
弊社では、サーバーだけでなくサイトのリニューアルなどWeb制作も承っておりますので、Webサイトに関することであれば、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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